JACシンポジウム

第16回JACシンポジウム

【テーマ】「可能性を広げる、身体の使い方」
【会　場】品川インターシティ　会議室３（オンライン同時開催）
【日　程】2025年10月19日（日）・20日（月）
【シンポジウム参加費】　※カッコ内早期割引料金
〇会　員　 13,000円（10,000円）
〇非会員　33,000円（30,000円）
★「早期割引」は2025年9月1日申込まで適用されます
★「会員」は日本カイロプラクターズ協会の正会員および特別会員
★「オンライン配信」選択の場合、録画動画も後日視聴できます

シンポジウムチラシ
シンポジウム申込フォーム

【講演①】日時：10月19日 10:00-17:30

”力に頼らず効率よく動ける身体操作法、「なみあし（常歩）」を学ぶ”
　講師：木寺英史（きでら・えいし）先生
九州共立大学スポーツ学部教授/ なみあし身体研究所代表/ 剣道教士七段

■著書に『常歩（なみあし）剣道』『錯覚のスポーツ身体学』『健康で長生きしたけりゃ、膝は伸ばさず歩きなさい』など多数。TV「世界一受けたい授業」などメディア出演も豊富。

【講演②】日時：10月20日 9:30-16:00

”臨床力を鍛える：カイロプラクターと患者のためのコアトレーニング”
　講師：Ariel Thorpe（アリエル・ソープ）先生
Electra Chiropractic代表/ 米国Doctor of Chiropractic

■Life Chiropractic College Westを優等で卒業し、臨床部門で最高栄誉受賞。サンフランシスコでクリニックを開業後、香港のAtlas Chiropracticにて臨床経験を積み、2024年に東京・東麻布にてElectra Chiropracticを開院。米国と香港の免許取得。国際的な視点からの施術と教育活動を展開。

【お問い合わせ】日本カイロプラクターズ協会事務局　info@jac-chiro.org　03-3578-9390

【講演①セミナー概要】

今回のセミナーでは話題の動作理論「なみあし（常歩）」をもとに、施術時の動作改善と日常の歩行改善の両面から「身体の使い方」を再学習します。剣道七段・身体運動学の専門家として知られる木寺英史先生をお招きし、身体運動学と古武道の視点から、“力に頼らず効率よく動ける”身体操作法「なみあし（常歩）」を学びます。話題の動作理論「なみあし（常歩）」を体感・習得していただきます。

「なみあし（常歩）」とは？

日本の古武道や伝統文化に見られる、上下動が少なく、身体への負担が小さい歩行法・動作法です。現代人が無意識に行っている“西洋的な”歩行ではなく、「膝を伸ばし切らない」「左右の体重移動を最小限にする」「地面を蹴らずに“滑るように”前へ進む」といった特徴があります。この身体操作法は、剣道・柔道・相撲などの武道の基本にも通じており、安定・脱力・効率性を兼ね備えた日本人本来の身体の使い方と言われています。当日の講義内容はワークショップ形式で、座学（構造と理論）＋実技（常足ウォーク体験）で構成されます。

【講演②セミナー概要】

本セミナーでは、米国で活躍し、現在東京で開業されているAriel Thorpe D.C.を講師に招き、技術とマネジメントの両面から、体格差への対応力と、信頼に基づいた通院促進のスキルを学びます。

Thorpe先生は10年以上にわたりフィットネス業界でパーソナルトレーナーやインストラクターとして活動し、UberやEYなどの企業や国際学校での健康教育やムーブメントセッションも担当してきました。「筋力に頼らず、身体の原理を活かしたアジャストメント技術」や「信頼関係に基づくクライアントマネジメント」を重視し、施術者が長く健康に働き続けるための実践的な知識と技術を提供しています。

多くのカイロプラクターが、現場で共通して抱える悩み――