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JAC最新ニュース

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2024年

11月14日

WFC(世界カイロプラクティック連合)役員会は次期事務局長に南アフリカ・ミューゼンバーク在住の Dr ブラッドリー・ベイラ(Bradley Beira) M TechC (Chiro), ICSSD, BCom Law (Unisa), LLM (UK)を選任しました。Dr ベイラは南アフリカのダーバン工科大学カイロプラクティック学科卒業後、サルフォード大学で国際商法の法学修士号、南アフリカ大学で法学の学士号、カリフォルニア大学バークレー校やジョージタウン大学などでグローバル・ヘルス・リーダーシップ、生命倫理、医療法、企業リスク管理の分野で資格を取得しています。
 

11月11日

一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)最高顧問である石破茂衆議院議員(現内閣総理大臣)の事務所にて、後藤雅博JCR理事長から厚生労働省医政局医事課の西嶋康浩医事課長に「第15 次登録カイロプラクター名簿」が提出され、登録者総数は647名となりました。一般社団法人日本カイロプラクターズ協会(JAC)の高柳師門会長も同席し、昨年提出されたカイロプラクティックの研究調査に関する要望書について協議を行い、学校法人でのカイロプラクティック教育の実現に向けて厚生労働省による新たな研究調査を要望しました。

11月10日

WFC世界大会誘致委員会が解散して委員長の後藤雅博先生が任期を終えました。任期終了に伴い感謝状が委員会メンバーから手渡されました。今後は団体交流会として参加8団体でカイロプラクティック業界に関する会議を継続する予定です。

11月6-7日

フィリピンのマニラでWFC(世界カイロプラクティック連合)アジア地域サミットが開催され、当会代表として竹谷内啓介事務局長が出席しました。フィリピンカイロプラクティック協会会長のDr マーティン・カマラが創立したCICS(カマラインスティテュート・オブ・カイロプラクティックサイエンス)、CICS提携校であるファーイースタン大学を訪問しました。
 

10月25日

当会では、郵送料や印刷費用の高騰に伴い、2025年5月からニュースレター(会報誌)のPDFデータ送付でのペーパーレス化を計画しております。当面の間、年4回発行されるニュースレターのうち1回分(3月号)は印刷冊子で郵送いたします。つきましては、メールアドレスの登録がお済でない方は、下記のフォームからメールアドレスのご登録をお願いいたします。(※既にご登録いただいている方は、再度登録する必要はございません。)メールアドレス登録フォーム
 

10月3日

最新研究 成人の腰痛患者において、カイロプラクティック脊椎マニピュレーション(CSM)が脊椎マニピュレーションを行わない理学療法(PT)と比較して馬尾症候群の発症リスクを高めるかどうか検討された結果、カイロプラクティック脊椎マニピュレーションは馬尾症候群のリスクを上昇させないと結論づけられました。馬尾症候群は稀に見られ直ちに外科的介入を必要とする重篤な疾患であり、いくつかの症例報告ではCSMとの関連が指摘されています。このことを明らかにするため、研究者らは米国内の1億700万人以上の患者の健康記録を分析し、CSMを受けた67,220人の患者とPTを受けたグループを比較しました。その結果、CSMを受けた患者では馬尾症候群のリスクは増加しませんでした。馬尾症候群はCSM群では0.07%であったのに対し、PT群では0.11%であり、リスク比は0.60でした。両群とも追跡調査開始後2週間以内の発生率が高かったですが、全体として治療の種類にかかわらず、腰痛自体が馬尾症候群のリスクを高める可能性を示唆し、馬尾症候群の症状を早期に発見して外科的評価のために紹介することの重要性を強調しています。
 

9月30日

最新研究 脊椎に対する高速低振幅(HVLA)マニピュレーションの適用により、椎間関節がわずかに動きマニピュレーション直後の硬さに測定可能な変化が生じる可能性が高いと結論付けられました。14人の専門家からなる国際的な学際的チームによって執筆されたCMT誌掲載の研究では、手技によるHVLAマニピュレーションに反応する即時の解剖学的または姿勢の変化に関する信頼できる文献はほとんどないことが判明し、20の論文(対照研究10件、非対照研究10件)がレビューとして選択されました。レビューの研究は様々なパラメーターをカバーしており、方法論と結果の点で信頼できると考えられた論文は8つだけでした。これらの論文によると、HVLAマニピュレーション(単独で、他の治療介入と併用しない)後、腰椎椎間関節のスペースが拡大し脊柱の硬さが減少しました。著者らは観察可能なこれら2つの変化を今後の研究の基礎とすべきであると結論づけています。
 

9月23日

週刊カイロプラクティックで日本カイロプラクターズ協会会長の高柳師門先生がインタビューを受けました。
 

9月18日

9月18日はDDパーマーがカイロプラクティックを創始した日です。当会では「Chiropractic Dayトークセッション」ZOOMイベントを開催しています。会員限定で録画視聴できますのでご希望の方はパスワードをご記入の上、お申し込みください。パスワードはメルマガで配布しています。

申込フォーム

【テーマ】能登半島地震復興支援に携わったカイロプラクティック
【講 師】折橋 直紀 先生  千田 英昭 先生  柴田 美加 先生

【主 催】JAC東日本ブロック・JAC西日本ブロック

 

9月17日

当会会長の高柳師門先生による推奨メッセージが掲載されています。

BECKMANN

 

9月17日
9月17日は世界患者安全の日です。患者安全とは医療提供中の危害を防ぐことです。エビデンスに基づく実践を通じて医療過誤を減らし、安全で効果的な患者中心のケアを確保することに重点を置いています。患者安全は医療制度(システム)の改善から継続的なモニタリングと評価に至るまで質の高いケアを提供するために不可欠です。

 

9月15日

ウォーキング(歩行)は腰痛の再発抑制に役立つという、運動推奨と非特異的腰痛に関する研究報告がありました。著者らは、無治療対照とウォーキング(歩行)および教育プログラムを比較した無作為化試験を実施して、介入には「ヘルスコーチング・アプローチ」が用いられ、腰痛の再発を有意に減少させました。「ヘルスコーチングの原則を用いて積極的な自己管理を促すWalkBackの介入は腰痛の再発の有病率とそれに伴う医療制度への負担を軽減できるかもしれない 」と著者らは結論づけています。
Pocovi NC, Lin CW, French SD, Graham PL, van Dongen JM, Latimer J, Merom D, Tiedemann A, Maher CG, Clavisi O, Tong SY. Effectiveness and cost-effectiveness of an individualised, progressive walking and education intervention for the prevention of low back pain recurrence in Australia (WalkBack): a randomised controlled trial. The Lancet. 2024 Jun 19.
 
 
 

9月5日

よい姿勢は慢性痛やうつを改善、集中力や自信も向上、全身と心の健康に大きな差がつく

ナショナルジオグラフィック

 

9月5日

大谷翔平選手が在籍するMLBのドジャース所属選手もカイロプラクターの治療を受けています。記事
 
 

8月21日

 

脊椎痛は高齢男性の認知機能障害と関連することが最新の研究で報告されました。大規模な双生児データベースの横断的分析から脊椎の痛みと認知機能との潜在的関係を調査した結果、脊椎痛のある高齢男性は、脊椎痛のない高齢男性に比べて認知スコアが低いことが判明しました。また、年齢、性別、学歴、社会経済的地位で調整した結果、認知機能は女性と比較して低いことが明らかになり、著者らは脊椎痛は潜在的な神経変性の修正可能な危険因子として考慮されるべきであると述べています。WFC公衆衛生委員会委員長のDrクレア・ジョンソンは「カイロプラクティックの治療を受ける人の高い割合が脊椎の痛みを抱えているという事実を考慮すればこれは重要な研究であり、カイロプラクターは、高齢に起因する認知機能低下や認知症患者を含めて生涯を通じて患者に提供できることがたくさんある。」と述べています。

Byfield DC, Stacey BS, Bailey DM. Cognition is selectively impaired in males with spinal pain: A retrospective analysis of data from the Longitudinal Study of Ageing Danish Twins. Experimental Physiology. 2024 Feb 17.
 

 

7月26日

パリオリンピック・パラリンピック2024選手村のポリクリニック(総合診療所)ではカイロプラクターが代表選手のケアを担当します。また各国競技種目の中ではカイロプラクターが医療チームスタッフとして参加している国もあります。

7月26日

パリオリンピック・パラリンピック2024選手村のポリクリニック(総合診療所)ではカイロプラクターが代表選手のケアを担当します。また各国競技種目の中ではカイロプラクターが医療チームスタッフとして参加している国もあります。

7月20日

世界カイロプラクティック連合(WFC)のホームページが日本語で利用できるようになりました。

 7月19日 

8月3日、4日、九州ブロック主催の五十嵐由樹先生セミナーが開催されます。福岡会場での現地開催に加えて、Zoomのライブ配信も予定しています。後日視聴も可能です。会場参加の方は1日目のセミナー終了後に懇親会を行ないますのでぜひご参加ください。申込フォーム

 

7月19日

システマティック・レビューの最新研究で軽度・中等度の有害事象と頚椎マニピュレーションの関連性は認められないとの報告がありました。無作為化比較試験の最近のシステマティックレビューとメタアナリシスによると、コントロールされた介入と比較して有害事象のリスクは高くはありませんでした。このランダム化比較試験のシステマティックレビューには、頸椎の高速低振幅(HVLA)マニピュレーションと有害事象(AE)を報告した研究が含まれています。

 
7月18日
世界保健機関(WHO)が「サイエンス・イン5」のウェブキャストで腰痛を特集しました。WHOが最近発表した「成人の慢性一次性腰痛の非外科的管理に関するガイドライン」から、主な推奨事項を要約して解説しています。同ガイドラインでは、脊椎マニピュレーションを含む徒手療法、教育、運動療法、いくつかの心理療法を推奨する一方、十分な有効性のエビデンスが得られなかったその他のアプローチについては積極的に反対を唱えています。
 
 
7月17日
日本カイロプラクターズ協会事務局では下記の期間を夏季休業といたします。緊急の場合はメール(info@jac-chiro.org)でご連絡ください。ご理解の程よろしくお願いいたします。
 
 
7月16日
中塚祐文先生による「臨床に役立つ栄養」全5回コース(6月~10月)が開始しました。西日本ブロック主催の臨床ウェビナーにぜひご参加ください。申込フォーム
 
 
7月5日
10月6日に予定されている一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)主催の第15回カイロプラクター登録試験(JCR 試験)についてのお知らせです。受験資格はこちらをご覧ください。
 
 
6月18日
当会の取材記事が掲載されました。
 
 
6月17日

9月29日、大阪で三団体合同セミナー「カイロプラクティック・ジョイントフェス2024」が、国際カイロプラクティック師連盟(FJIC)、日本カイロプラクティック師協会(JSC)、日本カイロプラクターズ協会(JAC)の共催で開催されます。第 1 回のテーマは創発 Chiropractic Hand in Handです。お申込みフォーム

6月3日

6月16日・17日の学術大会の申し込み締め切りが近づいていますので、参加希望の方はお早めにお申し込みください。

【会期】2024年6月16日(日)・17日(月)
【会場】オンライン学会(ZOOM利用)
【大会長】柴田泰之(医療法人社団プラタナス 株式会社メディヴァ スパイナルケア用賀 院長)
【テーマ】「地域医療を通して最善の健康を考える」
【主催】日本カイロプラクティック科学学会
【後援】(一社)日本カイロプラクターズ協会・(一社)日本スポーツカイロプラクティック連盟

【基調講演】
・独立行政法人国立病院機構北海道医療センター院長 伊東 学
・島根大学医学部附属病院総合診療医センター長 白石 吉彦
・桜新町アーバンクリニック院長 遠矢 純一郎
・聖路加国際大学PCC開発・看護情報学准教授 射場 典子
・厚生労働省医政局医事課 塩野友久

【招待講演】パネルディスカッション
・石谷ヘルスセンター院長 石谷 三佳
・TAI Chiropractic NYC院長 仲野 広倫
・カリフォルニア州在住 須藤 陽次郎
・若槻カイロプラクティック院長 若槻 朋彦(司会)

5月29日

一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)から「初回更新制度の必須科目について」のお知らせが公開されました。必須単位(必須科目受講による認定単位)に関するJCR主催のオンライン講義は無料ですが、日本カイロプラクティック科学学会学術大会の講義は有料となります。認定単位数に関するお知らせ(改定版)

5月18日

世界カイロプラクティック連合(WFC)理事会がカナダ・モントリオールで開催され、当会から高柳師門会長と竹谷内啓介事務局長が出席しました。また世界カイロプラクティック連合(WFC)の常務役員が選出され、会長に南アフリカのDr Kendrah da Silva(ケンドラ・ダ・シウバ)、副会長にカナダのDr Ryan Coster (ライアン・コスター)、財務書記にアメリカのDr Holly Tucker(ホリー・タッカー)が選出されました。

4月2日

最近の横断研究で、高齢者における頭部前方位姿勢と精神・身体機能の媒介作用が明らかになった。「認知機能が高いほど頭部姿勢が良くなり、頭部姿勢が良いほど手の握力やつまむ力が強くなる」という仮説を検証した結果、高齢者では頭部前方位姿勢がMMSE(ミニメンタルステート検査)と握力およびつまむ力との関連を部分的に媒介し、認知機能が頭部姿勢を介した間接的な経路で握力およびつまむ力に影響を及ぼしていることが報告された。

3月29日

徒手療法と運動は頭部前方位姿勢と頚部痛に有効であることが最近の文献レビューで報告された。本研究は関連する可能性のある2516の論文を分析し、レビューに含める16の論文を選択した。11の研究では運動プログラムの効果、5つの研究では手技療法の効果が調査され、患者は姿勢改善エクササイズや特殊な手技療法などの治療プログラムを受けた後に痛みや障害が有意に改善した。著者らは、「姿勢改善エクササイズや手技療法を含む様々な治療プログラムは頭部前方位姿勢の患者の痛みや障害の改善に有益である」と結論づけた。

2月20日

2025年、ピッツバーグ大学は米国公立大学初のカイロプラクティックプログラムを開始する予定です。世界的に有名なピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)は健康リハビリテーション科学部(School of Health and Rehabilitation Sciences:SHRS)内に米国の公立大学では初となるドクター・オブ・カイロプラクティック(DC)課程を新設すると発表しました。

2月2日

今年5月にカナダのモントリオールで開催される理事会で就任予定の2024-2026年のWFC(世界カイロプラクティック連合)理事会メンバーが発表されました。新理事は4人です。アジア地域代表理事には、日本カイロプラクターズ協会選出の竹谷内啓介先生の後任として、マレーシアカイロプラクティック協会選出で国際医療大学カイロプラクティック学科主任のイーカイ・ウォン先生が新しく就任しました。

2月1日

2024年10月30日から11月2日まで、マレーシアのクアラルンプール・コンベンションセンターで第12回WFC国際教育会議が開催されます。2024年のテーマは、「テクノロジーとイノベーション:カイロプラクティック教育の未来を形作る」です。近く一般演題の募集が開始されます。マレーシアはクアラルンプールにある国際医療大学 – IMUで医学部・歯学部と並列してカイロプラクティック学部が設置されています。世界的には医療専門職としてカイロプラクティック教育が大学で提供されています。

1月30日

国内のカイロプラクター登録規制機関である一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)からのお知らせです。登録申請及び更新申請のオンライン受付が開始しました。登録申請/更新申請 オンラインフォーム

2023年12月4日

世界保健機関(WHO)は「プライマリケアおよびコミュニティケアにおける成人の一次性慢性腰痛の非外科的マネジメントのためのガイドライン」を発表しました。脊椎マニピュレーションは高齢者を含むすべての患者への使用が推奨される理学療法のひとつで他にはドライニードリング、構造化された運動プログラム、マッサージが含まれます。認知行動療法と同様に標準化された教育と助言もまた主要な推奨事項の一部でした。

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