WFC役員会セミナー
WFC役員会セミナー 2026
WFC役員会セミナー 2026
2026年6月13日(土)



タイトル「カイロプラクティック治療を科学する –アジャストメントの効果・リスク・機序を探究する- 」
ワークショップ:
「患者のニーズに応えるためのテクニック向上」
日付: 2026年6月13日(土)10時~17時
会場: ビジョンセンター(東京都港区高輪 3-23-17)

2026年の世界カイロプラクティック連合(WFC)理事会(日本カイロプラクターズ協会共催)の開催に続き、本セミナーが行われます。本セミナーの主題は、脊椎マニピュレーション(カイロプラクティック・アジャストメント)の機序・安全性・有効性です。
本セミナーでは、脊椎マニピュレーション療法(SMT)およびその他の徒手療法が、生理機能、疼痛、臨床的転帰にどのような影響を与えるのかを検討します。SMTが筋骨格系疾患に対する安全でエビデンスに基づいた治療法であることを支持する研究を概説するとともに、その作用機序として、メカノトランスダクション(機械的シグナル伝達)や、末梢・脊髄・上位中枢レベルにおける神経生理学的疼痛調節について解説します。また、痛みに関する基本理論、下行性抑制の役割、さらにSMTがどのようにして運動機能の改善や回復の機会を生み出すのかについても説明し、同時に潜在的なリスクや有害事象についてもバランスの取れた視点から概説します。
さらに、患者アウトカムを向上させるための戦略や研究についても取り上げます。サスカチュワン脊椎パスウェイなどのフレームワークを用い、腰痛のタイプを適切に分類し、それぞれに合わせたケアを提供する重要性を示します。また、力の選択、施術量(ドーズ)、ポジショニング、快適性を高める工夫などの主要な治療修正要因について概説し、SMT中に不快感が生じる理由と、それを最小限に抑える方法について説明します。最後に、効果的なコミュニケーションの重要性を強調するとともに、生体力学・神経生理学・文脈的要因を統合したカイロプラクティックケアの理論を提示し、臨床的に意味のある改善がどのように生まれるのかを解説します。
ワークショップでは、脊椎マニピュレーション療法(SMT)および徒手療法の実践的応用に焦点を当て、患者の快適性、コミュニケーション、臨床成果の向上を目指します。参加者は、患者の快適性を高めるための調整方法、快適性を重視したテクニックやエクササイズ、相反抑制を利用した防御反応(ガーディング)の軽減、力の調整、頸椎・胸椎・腰椎および骨盤に対するSMTのバリエーション、股関節マニピュレーション技術、さらにカイロプラクターのためのエルゴノミクスについて、デモンストレーションおよび実技練習を通して学びます。
